ユニフレームの山ケトル

久し振りにアウトドアグッズを買いました。ユニフレームの山けとるです。

僕は今まで「パーコレーター」というのを愛用していました。これはコーヒーを

作るための物で中に珈琲を入れて煮出す為の器具が入っているのですが

それを外して外側だけやかんとして使っていたわけです。

ツーリングをする際、以前は後ろにでかい軍用のダッフルバックをくくりつけ

使いそうな荷物を何でも放り込んでいましたが、最近は宿泊を伴うロング

ツーリングに行く機会も減り、小さなキャンバスのサドルバックのみで日帰り

ツーリングを行い、途中で珈琲を入れて飲んだり、お昼ご飯にちょっとした

料理をするぐらい。持ち物としては雨合羽、工具、シェラカップ、アルコール

ストーブ、ゴトク、水筒、そしてこのケトルです。

アウトドアのプロフェッショナルに言わせると全く持ってなってない持ち物

でしょう。何しろシェラカップ持ってて珈琲のみたいならシェラカップでお湯を

沸かせばいいじゃない!ってなりますし、或いはカップラーメンを食べながら

珈琲のみたいなら、まずはカップラーメン用のお湯を作ってカップに注ぎ、

もう一度そのシェラカップでお湯を沸かしてラーメン食えばいいじゃない!

となるでしょう。或いはカップラーメンを食べながらソーセージなどちょっとした

おかずが欲しいと言ってもお湯を注いだ後のシェラカップで炒めればいい

んだし、ソーセージが入ったシェラカップに珈琲を注ぐことは出来ませんから

「ケトルなんて要らないジャン!!!」となるわけです。

全くその通りなんです。じゃ、なんで山ケトル?それはですね・・・・・・・

・・・・・やかんでお湯を沸かしたいから、です。

ね、ベテランに怒られそうな理由でしょ。無駄な荷物増やすというのが一番

ダメですからね。でもいいじゃないの!(だめよ〜、だめだめ・・・なつかしい)

もっと正確に言いましょう。やかんでお湯を沸かしたいからではありません。

「やかんを使いたいから」です。もう誰にも文句を言わせません!!

と言うわけで話が長くなりましたが、小さなサドルバックにこれだけ詰めると

結構ぎちぎちなんです。少しでもスペースを空けるには、そう一番無駄に

スペースを取っているパーコレーターをなんとかせにゃならん。と言うわけで

山ケトルの出番というわけです。

・・・・いや、やっぱりもっと正直に言いましょう。欲しかったの。

どうしてもキャンプ用の小さなケトルが欲しかったんです。

候補に挙がったのはキャプテンスタッグ、GGN(アマゾン限定ブランド)

ファイアーメイプル、トランギア、イーグルプロダクツ、トランギアそして

今回購入を決めた我がユニフレームでございます。

元々一番欲しかったのはトランギアの物です。ソロ若しくは少人数用の

ケトルと言えばトランギアだと思っていたからです。でも調べてみると

なんだか訳の分からないプレミアみたいな物がついている。こんな物定価

以上のお金を出すのは馬鹿馬鹿しいことこの上ない。GGNはとても安価で

形的にも良かったのでいいと思ったんですが、やはりこのような物は頻繁に

使うのであればまだしも、ちょっと「物欲を満たす」部分があるのであれば

結局の所後々嫌になってしまう可能性があるのでパス。で、他にどんな

ケトルがあるか調べていくと、一番素晴らしいのはイーグルプロダクツだと

分かりました。いや、分かったと言うよりその時の僕がそう思ったと言う方が

正確ですね。でもちょっとお高いんですよ。1万円弱なので絶対手が出ない

値段というわけではありません。一生使うことを考えればむしろ安い買い物

ではありますが、元々トランギアがいいと思っていたのにここに来てちょっと

毛色を変えるというのはどうかと思い候補脱落。当然ファイヤーメイプルも

脱落です。となるとユニフレームしか残ってないわけです。

ではユニフレームが「福を持った残り物なのか」。否。考えてみれば

トランギアはスウェーデンの会社。ユニフレームは日本の会社。となると

元々ユニフレーム一択!!と言うわけで買うべくして買ったユニフレームの

山ケトル。お水を入れすぎると注ぐときにちょっとこぼれますが、適量で

有れば非常に注ぎやすく火にかけても安定するのでとてもよろしい。

やっぱりですね、アウトドア用品を買うのであれば日本製に限ります。

モンベル、スノーピーク、ユニフレーム、小川キャンパル(OGAWA)。

そうだ、SOTOだって忘れちゃいけないし、最近はいろいろなガレージ

ブランドも多数出てきて素晴らしいプロダクトを提供してくれます。

日本は恵まれてますよね。本当に素晴らしいアウトドアブランドがたくさん

あるから。やっぱり日本人は日本製が一番。

なにげにグリル系、テーブル・チェア系はコールマンが多いんですが、これが

壊れたら次は日本製にしていこう。日本製万歳!!