グレタ・トゥーンベリはテロリストか?

スウェーデンのグレタ・トゥンベリ(トゥーンベリ?)と言う16才の女の子が国連本部に

おいて開かれた国連気候サミットで行った演説に拍手を送る人がいる反面、アメリカの

FOXテレビにコメンテーターとして登場したマイケル・ノウルズ氏のように冷静に彼女の

あり方その物を見ている人もいるようですね。

ちなみにマイケル氏はグレタさんについて「精神的に病んでいる。両親や国際的な左翼

に利用されている」などと述べて批判にさらされ、FOXテレビはこの発言について謝罪

したようですが、僕もマイケル氏と全く同じ意見です。

彼女の演説は病的な上に芝居がかっており、とても16才の少女の言葉とは思えない。

そんなことはどうでもいいんですが、彼女の目はテロリストのそれその物ですよ。

目は口ほどに物を言う。

彼女の演説に拍手をした人は一体どういう気持ちで、或いは演説のどこに共感して

拍手を送ったのでしょう?その辺をしっかりと聞いてみたいと思うのですがそれは

叶わないと思うので僕の思っていることを書かせていただきたいと思います。

まず、彼女は攻撃的すぎます。

ピースボートやシーシェパードを環境活動家という人がおりますが、僕はハッキリ言って

その類の人はテロリストだと思っています。

本気で環境などのことを憂い、考えている人は人を攻撃することよりもまず環境を改善

することを第一に考えます。

ところがグレタさんをはじめとする自分を環境問題の救世主だと勘違いしているテロ

リストは人を攻撃することを第一とするんですね。シーシェパードがそうでした。

そしてここからが僕が彼ら、彼女らを「テロリスト」と呼ぶ根拠なのですが、彼ら、彼女ら

は「自分たちこそが正義」だと思っています。それはまぁいいんですが、「自分に対する

ものは悪であり、悪に対してはどのような事をしても良い」と思いがちなんですね。

シーシェパードの度を逸した犯罪行為がそのいい例です。

これをものすごく体現しているのが遺伝子的成熟してない韓国の方々が「反日は

正義」だと思っていて、日本に対しては何をしても良いと勘違いしている劣等的な

思考回路がそれなんですが、その説明は別にするとして、とにかくこの手の人は

自分が「悪いと思っていることを改善する」事よりも「自分の意見に賛同しない人を

攻撃する」事が主たる活動の主体になりがちなんです。

結果としてこの手の人は「なにも構築することは出来ず」「なにも成し遂げることは

できず」最終的には「何かを破壊して終わるだけ」なんですね。

つくづく思うのですが、人を攻撃する人に何かを成し遂げることが出来る人はいません。

自分を攻撃してくる人から身を護るのならいざ知らず、攻撃が最大の目標になって

しまった愚かな連中になど何かを成し遂げられるはずがないのです。

このグレタさんの目を見てください。切実に何かを訴える人の目、何かを変えたい、

成し遂げたいと思っている人の目では決してありません。テロリストの目その物。

何かを攻撃し、破壊し、それを正義だと勘違いする愚か者の目。

僕はFOXテレビのマイケル氏が言ったことこそ真実だと思います。

グレタさんは自分に対する批判があることに対し「何故大人達は子供が科学を奨励

するのをあざ笑ったり脅したりすることに時間を費やそうとするのか正直言って理解

出来ない」とツイッターで反論したと言います。

この文章からも分かるとおり、純粋に環境に対する問題に取り組みそれを改善

するために邁進している人がこのようなことを書くはずがありません。

まず「何故大人は」という書き出し。自分は子供であるというのを利用している。

甘えないで欲しいと思います。国連で発言をするという機会を与えられるというのは

なかなかある物じゃありません。それが出来たのは彼女が子供だからです。

しかし本当に戦いたいと思っている人であるならば、自分を大人と対等としてみて

欲しいと思うことこそあれ、「子供であることを利用する」筈がありません。

「科学を奨励するのをあざ笑ったり脅したり」というくだりもしかり。もし本気で気候に

ついて語りたいのであればそれぞれに論理的に反論すべきでありこのようにざっくりと

自分の立場を利用していい加減な反論をする事からも、彼女が何かを成し遂げるため

に本気で取り組んでいるわけではなく、広告塔として派手なパフォーマンスをしている

だけであると言うことがよく分かります。

僕は正直言って彼女の、つまりグレタさんの演説を聴いているときにまさに「反吐」が

出そうでした。テロリストに利用されたグレタさんは憐れだと思います。だけれども

もし彼女を救いたいと思うのであれば、決して彼女に賛同したり持ち上げたり

しないことが、彼女を救う第一歩ではないかと思います。