2017年8月12日 アメリカのバージニア州シャーロッツビルで、白人至上主義団体と

反対派が衝突し、死者まで出るという事件がありましたね。

事の発端はよく分からないけど、世の中の風潮というか雰囲気として「白人至上

主義団体が悪い」という流のようですね。

トランプ大統領が「白人至上主義団体も反対派も双方とも悪い」と言ってボコボコに

批判されているのをみると、

1.元々は白人至上主義団体が悪いと言っていたのに、今になって両方悪いと発言を

  変えるなんてゆるさん!

と言うのと

2.白人至上主義団体は悪であり、それに反対する人たちは善なのに、何故その善まで

  悪いって言うのだ!悪いのは白人至上主義団体だけだ、反対派も悪いなんて言う

  とは許せない!

の2種類が有るように思います。

「1.」の人々はいいでしょう。あなたたちの言うとおりかも知れません。問題は「2.」の

人たちです。

報道では反対派は白人至上主義団体に向かって罵詈雑言を投げつけたり、バットなど

で攻撃したりしていたと言っていました。

ここでふと思ったのが、例えば普天間基地の回りで騒ぎ立て、住民に迷惑をかけまくって

いる団体や、レイシストしばき隊のことです。

沖縄の知り合いで、普天間の回りで騒いでいる人たちに共感している人は一人も

いません。本当に一人もいません。またレイシストしばき隊のことを評価する日本に住む

友人も(日本人及び韓国を除くそれ以外の国の人も含めてと言う意味)一人もいません。

ただこの人達を批判すると「レイシスト」だの「戦争推進者」だの言われるわけです。

では実際普天間の回りで騒いでいる人たちや、レイシストしばき隊という暴力団のような

連中が沖縄の人や差別されている人のために役に立っているのでしょうか?

ハッキリ言って答えはNOです。

普天間で騒いでいる連中は沖縄県民で無い人が多く含まれ、中には韓国人まで居ます。

レイシストしばき隊も在日が多く含まれると言われておりますが、確かに日本人に嫌

がらせをするばかりで、韓国人が日本に対して差別的なことをしても一切なんの反応も

示しません。

レイシストがイヤなら日本の国旗を燃やしたり、あえて国ぐるみで反日活動をする韓国人

に対しても一言有っていいはずなのに何もせず。

つまりこういう人たちというのは本当に困っている当事者の弱みにつけ込み、別の思惑

があって騒いでいる人が多いのです。

アメリカの問題でも実際に「反対派」の人たちが武装していたことを見ても、この人達が

やっていることはあまり正当性があるとは思えません。そもそも「白人至上主義者」と

何が違うのでしょうか?

まるでイスラム教とキリスト教の喧嘩です。それぞれの立場を理解しようと努めるのでは

無く、攻撃の対象とする。

そんなことで問題の解決になるはずがありません。

なのに一般的な目線としては「白人至上主義団体」がおかしくて、「反対派」が正しい

と言う見方になっているのではないでしょうか?

本来は「白人以外を差別する輩」に対抗するために立ち上がった人たちが「反対派」

であったはずです。しかし今は「反対派の中にそれを利用するおかしな連中」が入り

込んでいるのと同じく、白人至上主義団体にも「別に白人至上主義ではないけれど、

反対派がどうも気に入らない」という事で身を置いている人もいるのではないでしょうか?

こうなるともうどっちがどっちか分かりません。にもかかわらず報道は一方的。

白人至上主義団体=強者 反対派=(どちらかというと)弱者みたいな見方。

これはやはり不公平というかなんというか・・・・・。

やはりもっと公平にどういう連中なのか、何を考えているのか、何をしたのかをオープン

にし、世間も冷静に判断する必要があるのではないかと思います。

そして白人至上主義団体の人も、反対派の人も、自分たちのグループにおかしな連中、

つまりどさくさに紛れてその団体を利用しようとしている人が入っていないかよく確認し、

もしいたのであればそいつらを排除するよう動かなければならないと思います。





バージニアの衝突