大阪なおみさんについて

大阪なおみさんに脚光が集まりだしたとき、僕はその立ち居振る舞いや聞こえて来る

人柄に大変共感し、心から応援していました。が、このところ彼女の言動に多くの疑問

を感じると共に釈然としない物を感じています。

一番始めに結論から言ってしまうと「とても卑怯」に感じてしまいます。

彼女は単に幼いだけで周りの弁護士などがそれを利用しているというのは分かる

のですが、鬱病だとか人種(肌の色)を武器にやりたい放題な気がします。

今の世の中の風潮として、と言うより以前から人種差別はいけないことだし、或いは

障害や病気がある人は「助ける」べき対象であって虐げるべき相手では有りません。

ですが最近「人種」だとか「障害」などを武器にしてそれ以外の人を攻撃するような

言動を行う人が結構目につきます。

僕にとって大阪なおみさんもそのうちの一人です。

しかも彼女の場合はそのどちらも利用している(様に見えてしまう)。

書き始めると長くなってしまいそうなので直近の問題だけ似絞ります。

彼女はウエスタン&サザン・オープンのオンライン会見(2021.08.16)において、地元

記者であるポール・ドーアティー氏から「あなたは記者会見場での対応が苦手

ですね。しかし、自分のプラットフォーム(SNS)は積極的に利用して多くの利益を得て

います。この2つのバランスをどうやって取っていますか?」と尋ねられ沈黙した上

涙を流してしまった様です。この状況に対し大阪なおみさんの代理人である

スチュアート・デュギット氏は当該記者をいじめっ子と揶揄した上で「ズームに参加した

誰もが彼の口調の全てが間違っていて、彼の唯一の目的が威嚇することだった事に

同意するだろう。本当にぞっとするような行動だ」と非難しました。

僕の意見です。ポール氏の目的が威嚇かどうかは分かりませんが、ポール氏の質問

の一体どこが「ぞっとするような行動」なんでしょうか?或いはこれだけメディアなりに

よって一般人では人生を何度やり直しても手に入らないような大金を得ている立場の

大阪なおみさんにおいてはもしそれが威嚇であったとしても耐えるなりカウンターを

喰らわせるなりが彼女のすべき事だったと思います。ちなみに僕はポール氏に威嚇の

意図はなかったと思います。なぜならばポール氏は大阪なおみさんのことを「正直で

思慮深い」とした上で「彼女は記者会見で大変苦戦している」「非常に人間的でそれを

見せることを嫌がらない」と表現しています。

脳みそについては詳しいけれど一般的な常識が欠如している茂木なにがしという

脳科学者のおじさんを筆頭に「テニスプレイヤーの本分はテニスで勝つこと」といい、

記者会見などしなくていいような事をのたまっている人がおりますが、実際に莫大な

収入を得ている事を考えると「そんな甘い物じゃないでしょ」と言いたいのが多くの

人の本音だと思います。

当初は大阪なおみさんの純粋で素直な人柄により「多少記者会見でへましたりにげ

たりしてもしょうがないか」と思ってみていましたが、スポーツの場においてBLM運動

に類することをし始めたり、挙げ句の果てには代理人を使ってこのコメントです。

「自分のやりたいことだけやってやな事はしない」「金と立場に物を言わせて一般人

では許されない身勝手な行動を取っている」僕にはそう見えます。

少なからずあの変なマスクを使っての意思表示がなければまだ彼女の言い分の一部

は納得できましたが、今は全てがうさんくさいです。

蛇足ですが、こういう愚かな行動にたいし「時代の流れを読んでいる」と勘違いし擁護

するナイキにも辟易しています。そもそもナイキが朝鮮人に偏ったCMを流してから

一切ナイキの物は買いません。

大阪なおみ選手(初めて選手と言いますが)。今のあなたのままで居たいのであれば

一切の金銭的な利益の享受を辞めてください。そしてミソもクソも一緒くたにして

こういう愚かなことを擁護することこそ時代の先端だと勘違いしている愚かな

スポンサーの方達は、本当にそれでいいのかよく考えてみて欲しいと思います。