やっぱり能力が足りてないかも。

ウクライナのゼレンスキー大統領は米連邦議会に於けるリモート演説で

ロシアのウクライナに対する侵攻を日本の米国に対する真珠湾攻撃に

なぞらえちゃいましたなぁ。

真珠湾攻撃が奇襲と言う認識になってしまったのは連絡ミスがあったせいだ

とか、真珠湾攻撃は一般人を対象としていないとかいろんな意見がありますが

そう言うのは全てすっ飛ばして「自分の味方をしてくれている国を悪い引き合い

に出すのは”失礼極まりない”」これにつきるのではないでしょうか?

ちなみに僕は「ふざけんなよコノヤロウ」と、(まだ大して何もしてませんが)恩を

仇で返されたような気分になりました。

これを同列で並べると言うことはゼレンスキー大統領が真珠湾攻撃に対し

そのようなイメージを持っていると言うことの表れでしょう。それにしても今

過去の歴史を乗り越え同盟国として双方揺るぎない信頼関係に結ばれている

国同士の傷をえぐる様なまねを良くもまぁ・・・。

本当に日本に対して「失礼極まりない」事だと思います。まさしく「舐めてんのか

コノヤロウ」というのが一番ストレートに僕の気持ちを表した台詞です。

さて、おかげですこし冷静になれました。

そう、冷静に考えてみると「なんでこの戦争が起きてしまったのか」というのを

僕は正確に理解していません。皆さん「僕は100%正確に説明できる」という

方はおりますか?ゼレンスキー大統領はウクライナに対するロシア侵攻の

引き合いに真珠湾攻撃を出しましたが、真珠湾攻撃は「自衛のための攻撃」

だとするなら理はロシアにあることになるわけです。

前にも書きましたが僕は今回の戦争について「ウクライナの味方につく」のは

やめようかと思います。一貫して「戦争はすべきではない」という立場において

軍事侵攻を実施したロシアを非難しますが、ウクライナの側だけの立場に立つ

のはやめようかと思います。

ただただ戦争はいけない。戦争はすべきじゃない。では何故戦争を始めなけ

ればならなかったのか。まずはそれを明確にして世界に知らせるべきだと

思います。その上でロシアに理などがない場合、世界中で力を合わせて

ロシアをたたきつぶすべきです。

ただね、これは僕の戯れ言ですがなんかロシアだけ問題がある訳ではない

気がしてきてるんです。

心の何処かで「さっさと北方領土返したらすこしぐらい手伝ってやってもいい

けどな」とか言いそうな自分がいたりします。が、戦争は絶対ダメ。

それに今見えている事実は「ロシアがウクライナに攻め入って民間人にまで

犠牲が出ている」と言うことです。これはいかなる理由があれ許されることでは

無いので(現状はロシアがウクライナのせいで国の存亡をかけた窮地に

タタされているというわけではないと思うので)、ロシアを止めるために世界で

力を合わせなければならないでしょう。

ハッキリ言ってね、この問題でロシアとアメリカが疲弊したらキンペー嬉しくて

しょうがないでしょうからそうはさせたくないですよね。

どっちかと言えば先にキンペーつぶれて欲しいですから。

それにしても在日ウクライナ人の外交評論家のナザレンコ・アンドリーさん

と言う人がゼレンスキー大統領の見識の間違いについて指摘してくれており

すこしホットしておりますが(要するに大統領が未熟なだけだという意味で)、

今回のゼレンスキー大統領の発言は自分を一歩引いた冷静な立場に戻して

くれたと思います。

世界中の人ももう一度「何故この戦争が起きているのか」を掘り下げてしっかり

見つめ直す必要があるのではないでしょうか?