また友たる国である台湾が地震に見舞われてしまいました。
前回台湾で地震が起きた際、僕は相当な額の寄付をしたんです。
「相当な額」って一体どのくらい?と思うかも知れないが、僕にしてみれば本当に「明日
からどうするんだ?」と言う額でした。10年以上乗った車を買い換えるときの頭金に
しようと5年前からこつこつと貯め、「やっと貯まった頭金全額」と言えば大体どんなもん
だか想像してもらえるでしょうか?
正直言って少し後悔したりもしましたよ。何しろ本当にそのお金が有れば色々と助かった
事も多かったので。
でもですね、「恩を返す」というのはこういう事じゃないかと思います。
我々日本人が東日本大震災という未曾有の災害に襲われたとき、日本より遥かに小さく
国民の数も少ない台湾の人たちが募ってくれた寄付は200億。
日本の規模と経済力を考えれば、もし台湾に何かがあったときそれ以上の恩返しを
するべきなんじゃないかと思います。
ツイッターとかフェイスブックだとかそういうの(がどういう物かよく分かってないんですが)
に「台湾頑張れ!」とかかき込むのもいいでしょう。でも1円でも10円でもいいんです、
とにかく「形としての恩返し」として出来る範囲でお金を出すべきだと思います。
気をつけなければいけないのはこういうどさくさで台湾を餌に「自分たちのため」に
お金を集める輩です。良く写真やら何やらを持って手作りの募金箱を差し出してくる
よく分からない団体にお金を出してはいけません。出来れば「台北中日経済文化代表処」
などに直接持って行くのがいいと思います。
もう少し書かせてください。
冒頭に「前回の地震の際かなりな額の寄付をした」と書きました。
まずはポケットに有った小銭でもいいですから恩返ししましょう。更に少し言うとですね、
僕たちが台湾から借りた恩は「ポケットに有った小銭」だけでは返しきれない物だと思って
います。
台湾の人たちの安全と平和を祈るのはもちろん、出来れば実質的な恩返しをしましょう。
日本は、日本人は「恩は絶対に返す国(国民)」僕はそう思っています。