お客様との打合せに向かおうと、会社のアイシスというトヨタの車で高速道路を

走行中、いきなり目の前に太さ15センチ、長さ2メートル程度の丸太が飛んできました。

走行車線の流が大体100キロ。追い越し車線も10代ぐらい先頭に遅い車がいて、

走行車線の車を105キロとか110キロでだらだら追い越している様な状態で、前の車

との車間距離は大体20から30メートル。

前記した大きさの丸太が突然目の前に飛んできたわけです。

もうどうすることも出来ません。左フロントでそのまま乗り上げた瞬間、バースとしたのが

ハッキリ分かりました。

そこは路側帯のない場所だったので、ホイール一つダメにする覚悟で待避所まで走行。

何とか待避所までたどり着いたはいいけれど、フロントタイヤはひどい有様。

こんなところでタイヤ交換するのはイヤだなぁと思っているのもつかの間、すぐに

パトカーと道路公団の車が後ろにやってきました。

なんだなんだ?と思っていると、事前に通報があって、今落下物を拾ってきたと。

後5分そこを通るのが遅ければバーストすることもなかったのかも知れませんが、

あれだけ大きな丸太が浮き上がって飛んできたんですから、運が悪ければ室内に

飛び込んできてただでは済まなかったかも知れません。

しかも車がびゅんびゅん横を通る待避所でのタイヤ交換、公団の方や警察の方が

後ろで旗振りの誘導をしてくれるというありがたいヘルプがあり、安全に行えました。

車検証や免許証を確認をされたのはいいとして、運転者とナンバーが写るようにした

写真撮影はなんのためか分かりませんが、それでも不幸中の幸いです。

(警察の人に「運転者と車両特定のために写真を撮りますので、車の前にナンバーが

写るように立ってください」といわれ、写真を撮られました。何でだろう?)

タイヤ交換も終わり出発しようとしたところ、警察の方が「テンパータイヤは速度を出すと

危ないから、後ろを走って援護しますのでゆっくり走ってください」と言ってくれたので

走行車線を80キロほどで走行して最寄りの出口から降りました。

若い頃は「ふざけんじゃねぇよポリ公が!」等とやり合った間柄ですが、かつての敵は

今の友。その支援がありがたかったこと。これからも一生懸命働いてしっかりと税金を

納めようと思いましたね。(何しろ警察官の方々のお給料は税金でまかなわれています

からね。納税は日本人としての義務ですよ!皆さん「無駄なく」しっかり納めましょう)

ちなみにバースとしたタイヤですが、こんな感じ





見事にイッちゃってますでしょ。

こんだけ派手にバーストしても、スピンしたり横転したりしないで、わずかにハンドルが

とられる程度だったんですが、今の車は大したものですね。

すぐにピットイン(友人の車屋さん)して確認したところ、足回りなどに大きな損傷は

有りませんでした(もちろんホイールはダメですが)





とはいえサスペンションのブーツは破裂したタイヤで激しく損傷し、付着していたホコリも

綺麗になっちゃってますね。タイヤの切れ端がたたいて綺麗になったのでしょう。





ショックの裏側はほこりだらけなのに、表側は綺麗になってるのが分かると思います。

で、ブーツがちりぢり。(もっとボロボロだったのですが、とりあえず取り除きました)

ブレーキホースなどに損傷はなかったのですが、念のため交換しようかと思います。

本当はショックも交換した方がいいと思うんですが、この車17万キロ走っているので

そろそろ全取っ替えです。なので、暫く様子を見てから対処します。

それにしても、高速道路などで物を落とすと大惨事になりかねません。

少なからず誰かに(例えば公団の人もそうですが)迷惑がかかるので、落下物は

絶対にダメですよ。

特にトラックの人、荷物をちゃんとチェックしてね!!




バーストしました・・・・。