うぇあらぶるこんぴゅーたー?


最近スマートウォッチとかそういうのが流行っておりますが、そういうのって総称して

ウェラブルコンピューターって言うんでしょ?

でもよく分からないのであえてのひらがな表記で済みません。

でですね、僕もアップルウォッチというのを持っています。

発売されてすぐぐらいに買ったんですが、一番の理由は良く電話本体を落として

しまい、水に浸かったり割れたりと(何しろアイフォン6を使っていたのででかい

もんだから、よく落とす)問題続きだったので、「電話本体を落としにくいところ(例え

ば鞄の中とか)に入れて出さなくて良ければ問題が解決するんじゃないか」と

思ったからなんですが、結局は使わなくなってしまいました。

買った当時は非常に感動して、おぉ!運転しながらでも電話で話せる!まるで

スパイ映画みたいだ!とか、時計表示をあえてミッキーちゃんにして、飲み屋さんの

麗しき女性の気を引こうとしたりとか、色々やってみたんですが、どうしても自分には

こういうの合わないです。

既に自分が古い人間だと言うことなのだとしみじみと思うんですが、最近血圧が

高くって、なんだか脈拍も早いみたいなので脈拍計が付いている腕時計が

欲しいなと思って探してみると、みんなブルートゥース接続とかになっていて、

要するにアップルウォッチの廉価版みたいな奴ばかりなんですよ。

そんなの買うぐらいだったらアップルウォッチ引っ張り出してきて使った方がまだ

マシだと思いつつ、既にアップルさんとは縁を切りアイフォンじゃなくなってしまって

いるので何とも歯がゆい気持ち。

そんなことを言っている間にそういったウェアラブルコンピューターを身につけている

人がどんどん増えてきて、最近ではめがねみたいに見えるけど実はそれもウェアラ

ブルコンピューターで、ナビの地図などがめがねに表示されるとか言うのも有る

らしいですね。

・・・・・・僕は大丈夫なんでしょうか?

近所の婆さんはコンピューターやスマホなど一切やらないので、たまに立ち話を

するとアホなマスコミが誘導しようとしている世論の通りにしっかりと「誘導」されちゃ

っており、「あぁ、情報弱者というのはこうなってしまうんだな」と危惧していた

ばかりなのに、僕もそうなってしまうんでしょうか?

30年ほど前、会社にパソコンが導入され始めた頃「俺はそんな物さわらねぇ!」

等と啖呵を切っていたのも数ヶ月。今では人よりも早く「入力」は出来ますが、

情報収集という面においては全然スキルがたりてないというのを認識できます。

でもそこまでやっと追いついたと思ったら、今度は更に進んでウェアラブル?

もう何が何だか分かりません。

いきなり話がぶっ飛びますが、そういう意味からすると車なんかまさに「ウェアラブル

コンピューター」なんじゃないッスか?

だって運転も電子制御だし、モニターと会話して自分の生きたいところを車に検索

させたり。

一体何が言いたいのかさっぱり分からなくなってきてしまいましたが、ハッキリ言って

今の世の中の流に全然ついて行けていない自分がなんだか悲しい。

過疎地の老人がものすごく苦労してスーパーまで行っているという話を聞きますが、

彼らがもしパソコンを使えるようになって、ネットで買い物をすることが出来たら

彼らは「これは便利だ」と言って手放しで喜ぶんでしょうか?

そういう人もいるかも知れないし「物を見ないで買うなんて」と思う人もいるかも

しれない。そこには選択肢がありそうですが、今後はどんどんとそういった選択肢は

無くなり、みんながコンピューターを身にまとって暮らすようになるんでしょうね。

例えば衣服なんて基本的に全員同じ真っ白い奴で、それにパソコンをつないで

デザインをインプットするとか。

町中でカジュアルな服を着て友達と遊んでいる処に、その友達のおじいさんとかが

無くなったという一報が入ッたりすると、自分の服に端末をつないで冠婚葬祭

用のストックの中から「喪服」を選んでぱっとそのデザインに変更する・・・・・・

なんて事になっちゃうんでしょうかね?

え?ウェアラブルってそういう意味じゃないって?

・・・・・いいんですよ、もうどうだって!!

僕が今一番欲しいのは「もしもボックス!」。そしてそれが手に入ったら「コンピュー

ターの無い世界!!」っていっちゃいますよ!!