シンガポールはブスしかいない?

いきなりですがわたくし、シンガポールに数年間住んでいたことがあります。

仕事の関係、いわゆる駐在員という奴ですね。

その時思っていたことがあります。あえて批判を承知で正直に書きます。

「シンガポールってブスしかいないなぁ・・・」ってことです。

スタイルがいい人は結構いて、素敵な後ろ姿の女性も多いのですが、お顔を

拝見すると「うそぉぉぉぉ・・・」って思ってしまう率ゆうに93%(バスターズ調)

越えです。

実は「後ろ姿が綺麗」であっても、「すごいがに股」の人が多く、あまりに興味を

そそられることもないのですが(失礼)、それはいいとしてお顔の話。

僕が仕事をしていたところは日系企業も多く、昼ともなればホッカー(屋台村)や

食堂、レストランは日本人でにぎわいます。そんな中、日本から来たばかりと

おぼしき方が長く駐在されていると思われる方に「シンガポールってブスしか

いないじゃないか!」と言うようなことを話しているのを耳にしたことが数回どころ

か、数十回あります。

なので「シンガポールは・・・・」というのはまるっきり僕の主観だけでは無いと

思うのです。そんな中、本日ぼーっとネットニュースなどを見ていたら、マネーポスト

と言うところに「はなわようこ」さんという方が文章を書いておられました。

その題ずばり「シンガポールにおブスが多いは嘘。背景に超格差社会あり」と

言うものでした。

かいつまんで内容を書くと、「富裕層や洗練された美人妻たちは公共の交通機関

等使わないうえ、一般の人たちと交わることがない生活をしているから、旅行者

ごときが出会うことはない。よって”美人がいない”のではなく、普通の人は”美人

に出会わない”のだ」というものでした。

一瞬「あぁ、なるほど」と思いそうになりましたが、ちょっと待ってください。

これって金が無くて洗練されていない人は「美しくない」という事じゃないですか。

ちなみに花輪氏が何を持って「洗練」と仰っているのかは分からないのですが

お金を持っていなかろうが洗練されていなかろうが、造形的に「美しい」人という

のはどこにでもいるものだとおもいます。

そこに愛嬌やら礼節やらが加わってくると更にその輝きを増すことがありますが

「お金があって洗練されていなければブス」というのは絶対に違うと思います。

ちなみに性格が良く「かわいらしい」人には沢山おりました。

しかし決して「美しい」というわけでは無かったように思います。

器量が悪く、性格も悪い人だと話をする気にもなれなくなってしまうことが

ありますが、確かにそういった人は「性格が顔に出ている」のかも知れません。

しかしそういった人がお金を持っていて洗練され、且つ性格も良い場合とても

「チャーミング」にはなるかも知れませんが、「美人」と言うことにはならない

のではないかと思います。

ではシンガポールには本当に美人がいないのかというとそうではありません。

実際シンガポールエアなどに乗ると、スチュワーデスの皆さんは皆お綺麗で

スタイルもいい人ばかり。なので駐在員の間では「シンガポールエア美人徴用説」

がまことしやかにささやかれたほどです。

これが花輪氏の仰ることを一瞬信じてしまった要因だと思うのですが、やはり町中

に「お、カワイイ!」とか「美人!!」と思う人が少ないのは事実ではないかと思

います。しかしそれが「彼女たちが貧しく、洗練されていないから」なのだとは

どうしても思えません。

よく観察してみると、マレー系などでは綺麗な人がいますが、中国系の人はあまり

見かけません。シンガポールに長くいる棒駐在員さんから聞いた話で「シンが

ポールの中国系移民は福建省出身の人が多く、貧しいが故に移民した人達なので

教養も無く、それ故に立ち居振る舞いがカレンではなく、外見的にも美しい人が

少ないのだ」問いのが有りました。これは一部「裕福さ=美しさ」の一面をもって

いるかも知れませんが、花輪氏の持論とは少し違って中国系に絞っているため

少しだけ説得力があります。

少し話がずれますが、シンガポールは色々法律がうるさいことでも知られています。

切符を曲げたら罰金、唾を吐いたら罰金、駅で騒いだら罰金等々。

実際に消火栓なんて「ここで体を洗ってはいけません、この水を持ち帰ってはいけ

ません、ここで皿を洗ってはいけません、ここで車を洗ってはいけません、この水を

出してはいけません(本当ならこの一つでいいのではと思いますが)など、とにかく

ありとあらゆる事が書かれています。これはつまり「そこに書いていないとやって

しまう人がいる」と言うことであり、「素養の低さ」故の「法律による矯正」なのだと

おもっています。そういった素養の低さが態度に出てしまい、、余計醜く見えて

しまうというのは有るのかも知れませんが、今は素養の部分では以前と同じという

事はないと思います。

じゃぁなぜ美人がいないのでしょう?未だ持って全く分かりません。

ちなみにですが、中国人のお金持ちが行くナイトクラブなど、その辺のモデルなど

裸足で逃げ出す位美しくスタイルも抜群の女性が揃っていたりします。

身長は皆160以上。おそらく平均では170を超えているのでは無いかと思いますが

全員が9頭身レベル。肌も綺麗で本当にこの世のモノとは思えないくらい美しい

人たちばかりなのですが、そのナイトクラブに連れて行っていただくと、数回に

一回はそういった信じられないくらい美しい女性がいきなり罵り合ったり髪の毛

をつかみ合って喧嘩をしたりするのを目にします。

この女性達はつまり「富裕層の愛人ねらい」で来ている北方系の中国人らしく、

喧嘩の理由は「自分のお得意さんを取った、取られた」です。

そういったナイトクラブはいくつかあるわけで、ここにいる美しい人たちを町中で

見ることがあってもいいと思うのですが、これも殆どありません。

これなどは「囲われている」から表を歩かない。つまり一般旅行者などには会わない

というのは納得しますが、それにしても・・・・・。

とにかく、シンガポールは美人もいるが、それは富裕層に限ったことであり、一般

旅行者などが会うことが出来ないだけだ。と言う考えには「?」という感じです。