神戸の市立六甲アイランド高校で２０１７年１２月に当時１年生の男子生徒が長時間

の個別指導後に校舎から飛び降りて一時重体になった問題。

この生徒は教師に「退学や」とか「こんな奴は六アイ（六甲アイランド高校）にいらん」

などと言われて飛び降りたと。本人は教師がそのことを認めないこと、そして「他の

生徒のプライバシーを理由にかたくなにそのことを認めないのはおかしい」と申して

おるようですが、同時に「僕が影で同級生の一人を、その生徒が嫌がる様なあだ名で

呼んでいたことは事実で、それはいじめと評価されても仕方のないことだと思います。

今思えば、軽い気持ちでこのようなことをしたことは相手の生徒に大変申し訳なかった

とおもいます。先生から指導をされるのは当然だと思います」と言ったあと、それでも

あの日突然別室に連れて行かれ、何故指導を受けるのかも分からず「退学や」などと

怒鳴られたせいで、僕の中に退学の恐怖だけが残りました。そして次の日校舎の窓

から飛び降りるまで僕の記憶は殆どありませんと申しております。

ここで僕の考えを述べさせていただきたいと思います。

僕は完全にこの生徒が悪いと思います。何を被害者面しているのか不愉快になる程。

この生徒に嫌がらせを受けていた生徒がもしそれに耐えかねて校舎から飛び降り

そしてもし命を落としてしまったらこの生徒はどうしていたのでしょう？

きっと反省もなにもせず、その事実が心にとどまることもないでしょう。

「影で他の生徒が嫌がることをしていたのは事実」この台詞が全てを物語っている

と思います。人に嫌がらせをしてその指導を受けた。自分がやるのはいいけれど、

自分がやられるのは納得が出来ない。こういう人間は非常に迷惑であり害です。

今と昔を同じに語るつもりはありませんが、僕の時代はいじめがばれた日にゃぁ

それこそ先生にぶっ飛ばされました。文字の上だけではなく、本当に殴り倒され

ました。この生徒がいじめを行わなければ怒られることもなかった。「僕も確かに

影で人の嫌がることをしていました」それで終わり。「でも」は無しです。

最近こういう人が多いような気がします。自分が悪いことをして問題を作っているのに

それは全くすっ飛ばして被害者面する。以前暴走族が別に暴走族でも何でもない

人からバイクを奪おうとして襲いかかり、その人が強くて返り討ちに遭うととたんに警察

に電話して助けを呼ぶという事件がありましたね。同じです。ダサイ、ダサ過ぎる。

もう一度いいましょう。君がどんなにいいわけをしようと君がまいた種です。

君が被害者面して何かを語る前に、君がいじめた相手がどんな気持ちだったか、

君はどうするべきだったか考えなさい。そうしないと本当にクズ人間になりますよ。

ちなみに今の君はクズだと思います。

彼を指導した先生方は、僕はまっとうな仕事をされたのではないかと思います。

蛇足になりますが、もしこの生徒がいじめなどをしていないのにいきなり教師から

罵詈雑言を浴びせられたのであれば全面的にこの生徒の主張に賛同しますし、

それによって飛び降りたのであれば（心の弱い子だなぁとはおもいますが）彼に同情

します。しかし彼がいじめをしていたのが事実であるなら（実際に本人も認めているし）

教師がどんな罵詈雑言を浴びせようと、甘んじて受けなければいけない「指導」だと

僕は思います。

自分が悪い癖に被害者面する人がいない世の中になりますように。