確かにパワハラかも・・・でも・・・。

パナソニック完全子会社の「パナソニック産機システムズ」という会社が、内定が決定

した学生にパワハラを行い、結果その学生がパワハラを苦に自殺したというニュースを

見ました。

内容としては、内定者全員をSNS交流サイトに登録させそこに毎日ログインし、投稿に

コメントすることや過大として出された本の感想を投稿することを求め、ちょっとでも

さぼっていると「お前はやる気があるのか?」とか「お前など要らん」とか、「やめる

(就職を)のであれば早く決めて」と言った内容のメールを送り、それを苦にした内定者

の一人が自殺したと言う物です。ものすごく大雑把に書くとね。

他にも内定後の研修は非常に大変だという旨のモノもあったらしく、ネットで見つける

事が出来た内容としては「ギアチェンジ研修は血みどろになるくらい自己開示が強要

され、、4月は毎晩終電までほぼ全員が話し込む文化がある」というようなものでした。

ちなみにこの文章は「朝日新聞デジタル」さんの記事から引用しましたが、まぁ、

「アカヒ」ですからね。まぁそれはいいとして、正直この研修など「今時アホか!」と思う

様な内容ですが、それが文化であるなら仕方がないでしょう。

さて、いきなり話は核心に触れますが、この会社が内定者に対してパワハラを行った

かどうかですが、僕は「行っている」と思います。そしてこの文化が良い物であるか

どうかと言う部分に関しては「ろくなモンじゃないんじゃないかな?」と思います。

というか、「僕には会わないな」と感じると思います。いいとか悪いじゃなくて。

何で明確に「ダメ」と言わないかというと、文化というのは廻りから見ているだけでは

なく、その中に入って初めて自分と「合うか」「合わないか」が分かるものであり、

それは「いい」とか「悪い」と言う尺度や基準でははかれないモノだと思うんです。

常々申し上げておりますが、僕は韓国や韓国人が大嫌いですし、ましてやそんな彼ら

が「犬を食べる」なんてのは犬好きの僕にしてみれば「おぞましい」事この上ないの

ですが、どうしてもそれを否定する気にはなれません。なぜならばそれが韓国の文化

であり、その文化に生きる人たちはそれを「悪い」とは思っていないと思うからです。

これを強要されたりしたら本気で抵抗しますが、その文化を共有する人たちの中だけで

やっている分には廻りが、或いはその文化を有していない人がとやかく言うことでは

ないのです。嫌だったらそこに入らなければいい。ただそれだけだと思います。

でですね、この自殺された内定者の方ですが、僕からすれば「何でそれで死ぬの?」

と言うのが本心です。

アカヒの記事ですからさもありなんですが、僕は「こんな事で死ぬなんてバカだな」

としか思えません。せっかく入社前に「自分には合わなそうな会社だ」と分かったの

だから、さっさと内定辞退するのが吉じゃないでしょうか?

今は就職が厳しい(ってほどでも無くなってきてますが)からそんな簡単に辞退でき

ないと言うかも知れませんが、こんな程度で自殺してしまうのであれば、入社したら

絶対に地獄ですからさっさと辞退すれば良かったと思います。

それでそんな会社の事はキレイさっぱり忘れて他の会社に行き、そこで「俺が前内定

貰った会社さぁ、キチガイみたいなんだぜ」と言って酒の肴にするのが吉ですよ。

或いは、僕はそう言うの大嫌いですが、自分が死ぬぐらいだったらそれを表沙汰にして

会社にダメージを与えてやる方が、死ぬよりよっぽど良くないですかね?

繰り返しますが「アカヒ」の記事だというのもありますが、僕はこういう下らない死に方を

した人に意味のないスポットライトを当てるというのは非常に良くないことだと思います。

あぁ、可哀想。おのれ会社め!アカヒはそう言いたいのでしょうが、日本を、世界を

良くしていくためにはこんな下らない指導ごときで死んでしまった人を可哀想がる

よりも「こんな下らないことで死んでしまって、バカだなぁ」という風潮を作る方が

よっぽどこういう死に方をする人を減らすことが出来るんじゃないかと思います。

ほんと、最近パワハラが原因だと言うことで自殺する人が結構いますがね、僕らの

時代の人だったら全員自殺しなくちゃいけないような目に遭ってますよ。だれでも。

でもみんな仲間とやけ酒の見つつ愚痴ったりして前に進んでいくんです。

そしてみんな立派に生きている。

些細なことで死んだ人にスポットを当てて、そう言う弱い人を基準に世の中を変えようと

すると絶対にろくな事がないと思うのです。

強い人がいるからこそ弱い人が守られる。全員よわっちいのしかいなかったらどうする

つもりなんでしょう?みんなで傷をなめ合って生きていくんですか?

そんな生き物(人間ね)あっという間に淘汰されておしまいですね。

戦う力、耐える力そう言うものをしっかりと身につけていきたいモノです。