アップルウォッチなるモノを買った。いつ買ったのか。平成27年7月の頃である。
元々僕はこういうモノに疎いし、興味もない。何しろパソコンのことを「マイコン」と行ってしまい
社内の爆笑を買ってしまったほどですので・・・・。
じゃ、何で買うの?と言うことなんですがね、アイフォンを水没させてしまったからですね。
「水没とどう関係があるんだよ!」と思ったあなた。ちょっと黙ってなさい。今説明するから。
ようするにね、僕のアイフォンは老眼の問題もあってでっかいんですよ。ポッケに入れると
ポケットのフラップのボタンが閉まらないこともある。だから現場に出るような場合、鞄に
収納していたりすることが多くなるんだけど、そうするとタイムリーに電話に出られなくなる
可能性が非常に高い。
で、アップルウォッチが有れば、とりあえず腕時計で対応できるから良いかなと思ったんです。
それにこつこつ貯めていたビックカメラのポイントも結構有ったし・・・・・・・・・。
結論から言うと「最高」です。
アップルエキスパートに言わせると、中途半端だとか期待はずれだとか、結構厳しい声が
上がっているようだけど、僕はコンピューターやら何やらの知識って非常に乏しいので
何が不満なのかわからない。じゃ、何が最高なのかというとですね、
まず、腕時計で電話に出られる。運転しているときなど非常に便利。いちいち携帯を
引っ張り出さなくても、腕時計をちょんとタップすればそこで会話可能。
バイクに乗っているときでも時計が反応してくれるので「ちょっとバイクを運転中なので
折り返し電話します!少し待っていてくださいね!」って言うぐらいは出来る。
あと、会議の時などメールが入っても、いちいち携帯を引っ張り出したりせず、誰からの
メールなのか、急ぎなのかそうじゃないのかが確認できる。
ちなみに運転しているときにメールが入っても、音声で返信できる。
この認識の正確さが凄い!!普通に返信したいことを喋るとほぼ正確にそれを文章にして
返信してくれる。僕なんて運転しているときに限らず、携帯で文章を打つのが苦手(というか
大嫌い)なので、本当に助かる。
家の中や会社の中でアイフォンがどこに行ったか分からなくなったときもご安心。
アップルウォッチに付いているボタン(とういうか、実際のボタンじゃなくて、画面に出てくる
奴だけど)を押せば、アイフォンが「ポヒーンッ」と言う音を発するのでどこにあるかすぐ分かる。
一日の消費カロリーも表示されるし、そうだ!マップも出てくるから観光などで町を散策
する場合、いちいち携帯を見なくても腕時計で地図が分かる。まぁこれは小さいし反応が
悪いから携帯で見た方がいいかもね。でもそういうおもちゃも何となく満足心をくすぐる。
あと、表示をいろいろと変えられるんだ。
デジタルにしたりアナログにしたり。しかもそれぞれいろんなバリエーションがある。
実を言うとおいら、この機能に着目していたんだけどなぁ・・・。
スライドって時計があるの知ってますか?アップルウォッチみたいに液晶の画面の時計
なんだけど、そこにトゥールビヨンやら、リキッドコントロールやら、チェーン引きやらの
普通に買ったら軽く数千万はするような超高級複雑時計を表示してくれるモノなんです。
実は当時「あぁ、その手があったか!」といきり立ち、欲しいと思って見に行ったら70万近く
するとんでもない価格だったので、すごすごあきらめた記憶があるんです。
それがこれなら可能でしょ!5万ぐらいの時計で世界の複雑時計が手にはいるかも!って。
でも全然その気配、無いですね。
時計の表示をいろいろいじってみる事こそが楽しさな様な気がするんですが・・・。
ちなみに僕が買ったのは一番安い奴から二番目の、アルミの大きなサイズのモデル。
いかにもウェアラブルデバイスって感じ。
だけど、時計の表示が思った以上にいい感じなんですよね。というか、「腕時計」として
しっかり成立しそうな感じがします。
なので、ビジネスを含めて考えるのであれば、多少お値段張りますがステンレスモデルが
お勧めです。正直言ってステンモデルなら「ちゃんとしたいい時計」として使えると思います。
その点アルミモデルはおもちゃっぽさが否めないッスね。
とにかくいろいろな意味ですごくいい時計(と言っていいのかな?)だと思いました。
アイフォンをお持ちの方なら、買って損はないのではないかと。
ただね、「腕時計」が好きな人はやめた方がいいと思います。
使っているとどこかで「これは腕時計じゃない!」と気付いちゃいますよ。
そうすると「あぁ、腕時計したいな」って思っちゃう。左腕腕時計、右腕アップルウォッチなんて
使い方ならいいかもしれませんが・・・・。
え、僕?ぼくですか?
・・・・・えっと、えっと、使い始めて2ヶ月ほどで使わなくなってしまいました。
何でかって?理由は簡単。防水じゃない事につきます。
現場では腕に水がかかるなど日常茶飯事。せっかくヘルスケアの機能が付いているので
ランニングをするときなどつけているんですが、その後シャワーを浴びるときなど、思わず
つけっぱなしでシャワーを浴びてしまう。
事実僕は3回ほどそのままシャワーを浴びて「あ!」って事がありました。
そう、この時計「キズなんか気にしないでガンガン使う」ってタイプじゃないんですよね。
大切に使わなくちゃいけない雰囲気ぷんぷんです。
前にもどっかで書いた気がするんですが、僕が腕時計に求める絶対条件は「防水&タフネス」
です。僕は自宅で風呂にはいるときでも腕時計を外しません。
これは海外放浪の経験から「貴重品は体から離さない」という癖によるモノですが、とにかく
腕時計を丁寧に使うことが出来ない。
もしアップルウォッチに防水、耐衝撃の奴が出たらもう一度考えちゃうかなぁ・・・。