キャブのオーバーフローが発生したため、再びキャブをばらしました。

点検したところフロートの位置などは問題なさそうなので、とりあえずジェットの

類やら、穴の空いた箇所は全てエアガンでブローして、各部の動作を一応確認

してから丁寧に再度組み上げました。

オーバーフローでありリークではないので、パッキンはそのまま。一応シリコン系の

シーラーをぬりぬりしておきました。

するととりあえずオーバーフローは収まったんですが、ジェットの穴が通ったから

と言ってオーバーフローが収まる訳じゃないので、何故直ったのか謎だ・・・。

ところで前回「バッテリーがご臨終」と書きましたが、単なるバッテリー切れだった

みたいです。通常のバッテリーだと段々力がなくなっていくのに対して、リチウムイオン

のバッテリーは最後まで頑張っていきなり事切れるようですね。さすがです。

凄いことだと思うのですが、ダメになる前兆が分からなくて怖いですね。

とりあえずチャージしてその場しのぎなんて事も出来ないのでしょう。

あとこのバッテリーですが、どうやら中国製のようですね。良かった・・・・。

いや、良かったと言うよりも韓国製よりは遥かにマシだったと言うべきでしょうか。

まぁ、値段考えたらしょうがないですよね。

さてオーバーフローが直ったバンバン。バッテリーをチャージし直してセルを回すと

元気良くせるが回り「シボボボシボシボシボ」とかかりそうな素振りを見せるものの、

全くアイドリングしません。

プラグは火花が飛んでるし、ガスも来ている。圧縮もあるし一体何故?

と思いつつ、そういえば一度プラグを落としてしまったのでギャップが狂っているのかも。

ギャップゲージよりもプラグが安かったのでプラグを購入し付け替えてセルを回すと

「キュルッ、ボボボボボボボボボ」とすぐにエンジンがかかりました。

最近はプラグを気にかける人なんていないと思うんですが、やっぱりプラグは大事です。

エンジンがかかるようになったバンバン君。そうなると当然「試乗」したくなるのが

バイク好きの常でしょう。

かなりうるさい排気音が気になりましたが、ちょっとだけ。

と言うわけで走り始めると、全く下がない!カブ90よりも非力な感じです。

元々パワーのあるバイクじゃないのは分かってますが、こりゃいくら何でも・・・。

かといって上は伸びるかというとそんなこともなく、フケが悪くたまにアフターファイヤー

みたいな音を出すし、キャブも吹き返しでくしゃみしてます。

暴走族よりも派手な音をまき散らしつつ、アクセルを全開にするも暫くたってメーターを

見るとやっと50キロ。

大きな国道まで出て全開にするも、80キロに達するまでに3時間(うそ)位かかりそう。

キャブのセッティングが出ていないのは明白なのであきらめて帰還。

ちなみにですがこのバンバン、エアクリーナーはキタコ製スポンジのパワーフィルターが

付いていたものの、スポンジがボロボロになったため撤去。マフラーはスーパートラップ

で、ディスクが20枚ぐらい付いてます。

スーパートラップは枚数を調整することによって排圧と音量を調整できるらしいので

これから暇を見て調整してみようかと思います。

まずはエンジンがかかってひとっ走りできた喜びに包まれながら、キリンの焼酎で祝杯

でも上げましょう。





とりあえず走るには走った