あ、さて。あ、さて。さては南京玉すだれ!・・・・すみません、調子乗りました。
気を取り直して、まずは一度購入した出来合いのフレームに、これまた購入
した出来合いのパーツを組んでみるところから始めてみようかなと思ったものの
気がせいてフレームの製作から始めちゃいました!
と言うわけで購入したフレームがこちら
シンプルですよね。これはこれで格好いいな。お値段1個907円。一見結構
安く思いますが、考えてみると全てコンプリートの本体が2千円ちょっとで
かえることを考えると・・・・ちょっと微妙。さて、気を取り直してこいつを見て見る
と、とんでもないことに結構あっちこっち錆びてます。
そのまま使うわけには行かないので錆を落とすわけですが、当然錆をおとす
為にヤスリをかけるなりなんなりすれば塗装もし直さなければなりません。
まぁ僕はどうせ塗り直すつもりだからいいんですが、このまま使いたい人にして
見れば「不良品」でしかないですよね。ちなみに4つ買って錆がなかったのは
1個だけでした。僕は錆をサンドブラストで落としましたが、ウレタン塗装が
とんでもなく厚い!!ブラストでもおいそれと落ちず、綺麗に落としたいなら
カッターで削った方が速いレベルです。
うーん、見れば見るほど全部自分で作れちゃいそうですが、写真左端の
コの字型になった所だけは作れそうにありません。なので僕はその部分だけ
使うつもりで買いました。と言うわけで要らない部分をカット!!
これは電源と接続される部分、つまりリアのバインディングポストとアマチュア
バーの根本の部分だけを残しました。つまりはフロントのバインディングポストと
コンタクトスクリューのベース部分だけ自作するパターンです。
そしてもう一つ。
こちらは潔くチューブクランプだけ使ってあとは「自分で何とかします」バージョン。
ご覧の通りどちらも鉄板を平面のままデザインに基づいて切って溶接すれば
いいだけなので簡単・・・・かと思いきやそうでもない。
とりあえずコンタクトスクリューの部分だけ何とかするバージョンをつくってみた
んですが・・・・・。やっぱり格好良く作るのって難しいですよね。
さて、これらの部分を使って鉄板を切り出してちょっとお好みの形を作って
見ましょう。
鉄板はこんなのです。
あまりになんの変哲もひねりもなさ過ぎて済みません。2ミリのヤツです。
実際に購入してカットしたモノは3ミリほどありましたが、2ミリで絶対に問題
無いと思うのと、とりあえず厚ければ厚いほど加工が難しい(面倒)ので、
まぁ2ミリって事で。
線が引いてありますが、皆さんお気づきでしょうか?この切り方をしたらどう考え
ても歩留まりが悪いですよね。では何故そうするか。・・・いや、説明するのは
やめよう。だって言い訳にしかならないんだもの。無駄上等!
「無駄上等」などと愚かなことを言っているとドンドンお金が無くなるのですよ。
だから無駄のないようにお願いします。
と言うわけで(何が「と言うわけ」なのか分かりませんが)切り出しました。
これはチューブクランプだけを利用する方の部品です。
リアのバインディングポストも利用する部品の方が単純な形なのですが、なぜ
こちらの写真しかないかというと・・・
・・・こんな感じで既に溶接しちゃったからですね。
さっきの部品と言い、それらの部品を溶接したモノと言い、その造詣がとても
ブサイクだと思います。えぇ、えぇ、分かってますよ!そんなこと。
まずね、こういうの切り出すの結構面倒なんですよ。
最初レーザーカッターを使ってみたのですが難しくて上手に切れない。
レーザーカッターを使いこなせれば非常に楽なんですが、やっぱむずかしい。
そんなわけで糸鋸でしこしこしこしこ切り出したわけです。当然「本来作るべき
製品のサイズ」よりも大きめに切り出しているため、これからそれを修正し
綺麗にまとめていくわけです・・・が、めっちゃたいへん!そんな簡単なモノでは
ありませんでした。リューターとかでびゅーんってやっちゃおうかと思いましたが
それも難しいんです。なのでヤスリでシコシコ形を作らなければなりません。
まだまだ先は長いですねぇ。