堪らなく楽しい数学(30)


(ゼロ除算の勧め、ゼロ除算の研究は、学部卒論や修士論文の題材に適切であることなど)

簡単に理由を纏めて置きたい。


1)    基礎知識が学部3年生程度で十分で基本的な結果を議論でき、新しい結果を導ける余地が十分に存在する。新しく、多くの人が興味を懐ける課題で国際的にも広く交流できる。

2)    内容は、永い歴史を有する世界史の問題に関わり、空間の考え、勾配、微分、接線、連続性、無限など数学の基礎概念に関与している。相対性理論、ブラックホール、ビッグバン、計算機障害などにも関係している。

3)    もともと歴史的な大問題で、ゼロ除算として永い歴史と文化に関わり、広い視点が発展中の生きた数学の中に持てる。

4)    論理には厳格性、精密性、創造性が要求され、数学の精神の涵養に適切である。予断と偏見、思い込みの深さなどについて人間を知ることが出来る。

5)    基礎数学の広範な修正構想に参画でき、物理学など広い研究課題への応用が期待でき、ゼロ除算算法のような新規で基礎数学の新しい手段を身に付けることが出来る。

6)    現在数学は高度化、細分化して、永い学習期間を経て創造的な仕事にとりかかれるのが普通であるが、ゼロ除算の研究課題では初期段階から、新しい先端の研究に取り掛かれる基礎的な広い研究領域が存在する。ゼロ除算の研究課題は, 世にも稀なる夢のある研究課題であると考えられる。― アリストテレス以来、あるいは西暦628年インドにおけるゼロの記録と、算術の確立以来、またアインシュタインの人生最大の懸案の問題とされてきた、ゼロで割る問題 ゼロ除算は、本質的に新しい局面を迎え、数学における初歩的な部分の欠落が明瞭になってきた。ここ70年を越えても教科書や学術書における数学の初歩的な部分の期待される変更は かつて無かった事である。ユークリッドの考えた空間と解析幾何学などで述べられる我々の空間は実は違っていた。いわゆる非ユークリッド空間とも違う空間が現れた。不思議な飛び、ワープ現象が起きている世界である。ゼロと無限の不思議な関係を述べている。これが我々の空間であると考えられる(再生核研究所声明3252016.10.14) ゼロ除算の状況について ー 研究・教育活動への参加を求めて)。

 

偉大なる研究・発展は 2段階の発展でなされる という考えによれば、ゼロ除算には何か画期的な発見が大いに期待できるのではないだろうか。 その意味では 天才や超秀才による本格的な研究が期待される。 純粋数学として、新しい空間の意義、ワープ現象の解明が、さらには相対性理論との関係、計算機障害問題の回避など、本質的な問題が存在する。 他方、新しい空間について、ユークリッド幾何学の見直し、世のいろいろな現象におけるゼロ除算の発見など、数学愛好者の趣味の研究にも良いのではないだろうか。

 

追記:

http://www.scirp.org/journal/alamt   http://dx.doi.org/10.4236/alamt.2016.62007

http://www.ijapm.org/show-63-504-1.html

http://www.diogenes.bg/ijam/contents/2014-27-2/9/9.pdf DOI:10.12732/ijam.v27i2.9.

Qian,T./Rodino,L.(eds.): Mathematical Analysis, Probability and

 Applications -Plenary Lectures: Isaac 2015, Macau, China.

 (Springer Proceedings in Mathematics and Statistics, Vol. 177)  Sep. 2016           305 pp.            (Springer)

Paper:DivisionbyZeroz/0=0inEuclidean Spaces

Dear Prof.HiroshiMichiwaki,HiroshiOkumura andSaburouSaitoh

With reference to above,TheEditor-in-Chief IJMC(Prof. HaydarAkca) accepted the your paper aftergetting positive and supporting respond from the reviewer.

Now, we inform you that your paperisaccepted for next issue ofInternational Journal of Mathematics and Computation 9 Vol. 28; Issue  1,2017),

 

                 ( 以下、次号 )