深谷市は、新一万円札に肖像画が使われることになった渋沢栄一

翁の生まれ故郷ですが、江戸時代の大数学者 関流第四伝藤田貞資

の故郷でもあり、郷土の偉人の業績を伝える「藤田雄山貞資先生顕

彰会」が活動を続けています。

同顕彰会は平成13年2月17日に発足し、主な活動歴は、

平成153月パンフレット「藤田雄山」発行

平成17111日 絵本「雄山物語」発行

平成24429日藤田雄山貞資先生顕彰碑建立

その他、 藤田貞資 の業績を後世に伝える活動を毎年実施してい

ます。

年間行事の主なものは、定例総会、世話人会(4から5)、各種研

究団体の視察参加、定例研修会、雄山和算展などです。

 なお、会員数は現在39名で入会についての規定は特になく、会員

の誰かにお声がけいただければ、簡単な手続きで入会できるとのこ

とで、知り合いがいない時には、顕彰会主催のイベント会場などで、

お気軽に近くにいる会員まで申し出ていただきたい、とのことです。

 下写真左は、429日に開催された、佐藤賢一 電気通信大学教

授の講演会の会場となった川本公民館。写真右は講演会場。 演題

は「藤田貞資と紀州徳川家」でした。


 

  



 なお、前述のとおり新一万円札の顔となる渋沢栄一翁の故郷の深

谷市にある「渋沢栄一記念館」(下写真左)、渋沢栄一生地の「中の

家」(下写真右)には連日多くの方々が訪れています。


 

    

 

深谷市の北と南で距離は離れていますが、ぜひ川本公民館に建

てられている「藤田雄山貞資先生顕彰碑」などもご覧いただき、

若い方々にも和算への関心を強く持っていただきたいものです。