渋峠から横手山・芳ヶ平へ(志賀、草津)(2003/10/06〜2003/10/07)

今回は姉とそして姪の子どもと三人で歩きました。

1日目
 前橋から関越道を渋川まで行き、あとは一路草津温泉を目指します。志賀草津道路を白根山へと向かいます。白根は激しく霧が巻いています。でも時折太陽が顔を出し、山々が姿を見せます。私たちはそのまま渋峠まで車を走らせました。
 渋峠に車をとめて、最初の目的地横手の山頂を目指して歩き始めます。渋峠のスキー場はもうスキーシーズンの準備を始めてました。約40分ほどで山頂へ着きました。山のパンやさんで色々なパンを買ってきて、ベンチに座って食べました。残念ながら山頂からは霧に邪魔されて景色はほとんど見えませんでした。
 横手山を下り、また渋峠へ戻りここから芳ヶ平に向かって歩き始めます。道端にはまだリンドウの花が咲いていました。芳ヶ平に近づくにつれて、ななかまどの木が目立ってきます。例年程の紅葉ではないようですが、それなりに赤く色づいています。芳ヶ平は小さいながらも湿原地帯で、狐色に色づいています。木道を歩いていると、目の前に鴨が一羽うずくまっていました。全然人間を怖がらない様子でした。そのうちに池に入って泳ぎはじめましたが、遠くへ逃げる様子はありません。
 今晩は芳ヶ平のヒュッテに泊まります。

2日目
 朝すごく冷え込みました。ヒュッテの周りは霜で真っ白です。気温は氷点下3度位まで下がったようです。朝食を済ませてヒュッテを後にして、草津白根のレストハウスを目指して歩きます。今日の道はななかまどに彩られた道です。熊笹の緑とななかまどの赤と空の青さが目に染みます。段々白根に近づくと、火山独特の景色に変わってゆきます。その中でもななかまどの赤さが目立ちます。
 レストハウスのあたりは、観光客でいっぱいです。今日は火曜日ですが本当に人で溢れていました。私たちはここから湯田中行きのバスに乗り、渋峠の車の所まで戻ります。昨日は霧の中でした志賀の山々が良く眺めることができました。もう山には冬の季節が迫っていました。

大分霧に巻かれた山歩きでしたが、雨にはふられなくて、いい雰囲気の山歩きでした。もっとななかまどが真っ赤になる年に、また歩いてみたいです。

横手山山頂のパンやさん
日本で一番高い場所のパンやさん
横手山山頂から‥‥すべて霧の中 芳ヶ平から渋峠方向の眺め

                   もうすぐ芳ヶ平の湿原につきます。

         赤と緑と青い空のコントラストが美しい

下界はすべて雲の中

激しい雲の動きを映す池

芳ヶ平の全景です

湿原で出会った鴨くん
ぜんぜん逃げません!

ちょっと1羽でさびしそうな鴨くん

ななかまどが美しい ななかまどの赤い実が青い空に
映える
草津白根山を東から見ています


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このページの最終更新日は:2013/04/03