上落合橋から両神山へ(周回コース)(2011/ 11/04)

秩父の両神山へ登ってみました。最初は日向大谷の方から登ろうかとも考えましたが、八丁峠からの岩場が連続の尾根道が楽しそうだと考えて、上落合橋からのルートにしました。
3:45自宅を出発して足利ICから高速に乗り関越道の花園ICで降り、国道140号線を秩父方面へ走り、中津峡への道に入り、更に志賀坂トンネル方面への林道を走り、6:20登山口近くの駐車スペースに車を止めます。先客は1台でしたが、後から次々にやってきます。
とりあえずコンロでお湯を沸かして、ラーメン、コーヒーで朝食にします。
6:55
この登山口の階段を登り、八丁峠へ登り始めます。
 
まもなく八丁峠に着きますが、このあたりのもみじは綺麗な色になっています。
 
7:56
八丁峠に着きました。
8:01
一休みしてから尾根道を歩きます。

途中の見晴らしの良いピークから西側の八ヶ岳方向を眺めています。
特徴の有る赤岳が一番奥に見えています。

こちらは、うねうねとつながる秩父山地の山並みです。


 

こちらは北方向の御荷鉾山の山並み。

8:47
行蔵峠到着。
ここへの最後の登りは、手ごわいスラブでさすがに鎖に頼って登ってきました。
ピークが峠?何か変ですね。
8:52
すぐ隣の西岳へ向かいます。

9:02
西岳到着。
今日はお天気が良いので、周りの山々の展望は最高です。 9:05
東岳へ向かいます。
西岳からの下りの鎖場を慎重に下ります。
 
切れ落ちた谷間の下から冷たい風が吹き上げてきます。
天然のクーラーですね。
お社の有るピークに到着。両神山の奥ノ院のようです。
 

10:10
ピークのアップダウンを何度も繰り返してようやく東岳到着。
東岳は眺めの良いピークです。特に東側、北側は両神山頂よりも眺めが良くて最高の展望台です。
東側の遠くの山並みを見ています。

歩いてきた尾根の西側の眺めです。紅葉の最盛期は過ぎていますが、まだまだ綺麗な山肌の色合いです。
南側を見ますと、まだ落葉しない唐松が綺麗な色をしています。
背景には甲武信ヶ岳と金峰山が見えています。

10:15
両神山へ尾根道を歩きます。
多少のアップダウンはありますが、快適な尾根歩きになりました。

両神山頂への最後の鎖場になります。


 

11:01
両神山頂到着。
狭い山頂には登山者がいっぱい休んでいます。ほとんどは日向大谷方面からの方でした。
ゆっくり休みながら昼食にします。

山頂から南の眺めですが、残念ながら富士山は見えていませんでした。今日は気温が高くて湿度がやや高めのために、遠くは霞んでいるようです。

11:30
日向大谷からの登山道方向へ下山を開始します。

途中の登山道分岐にロープが張られている場所がありますが、無視して歩いてきますと、通行止めの標識に出くわします。
ここからは作業道になりますので、あくまで自己責任での歩行です。
急な作業道を慎重に下ってきましたが、間違って滑落したら谷底まで落ちてしまいますので、足を滑らせないように、落葉の下の浮石には要注意です。
 
下り始めて30分ほど経ちましたが、所々にスラブ状の沢をトラバースして渡る場所があり、しっかり足場を確保できない沢もありますので、要注意です。
 
コースで唯一水があった沢です。
水の多い季節はトラバースが大変そうです。
 
下り初めて1時間30分、眼下に林道が見えましたが、かなりの急坂。
最後の難所を慎重に足場を確保しながら下ります。
13:08
無事に林道へ降り立ちました。
この作業道は山慣れた人以外にはお勧めできない道です。
帰路、国道140号線の名所のループ橋。
滝沢ダムのすぐ下にありますが、大きすぎて1枚の写真に入りきりませんでした。
尾根道は紅葉は終わっていましたが、中腹から下は紅葉が綺麗でした。アプローチ途中の中津峡はそろそろ紅葉が見頃になるようです。カメラマンがいっぱいいました。背景の山々は綺麗な色に染め上げていました。
帰りに時間に余裕がありましたので、三峰神社へ車を走らせましたが、神社周辺のもみじは綺麗な色になっています。ここから雲取山へ歩けるようですので、その内にトライしたいと思います。

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このページの最終更新日は:2013/04/03