谷川岳から万太郎山を経て土樽へ(201 2/ 10/17〜2012/10/18)

10/17(水)
谷川岳の紅葉見物を兼ねて上越国境の縦走に3名で出かけました。天候がちょっと心配でしたが、何とか1日目は持ちそうだとの予想で、午前五時に出発して佐野田沼ICから北関道に乗っかり、みなかみICを目指します。土合駅に駐車して土合口のロープウェイ乗り場まで歩きます。
始発は8:00ですので待合室で朝食を食べてからゴンドラに乗り天神平へ向かいます。天神平で水場が見当たらないので天神峠までリフトで上がり、炊事用の水を補給してから歩き始めます。
8:35
天神峠から歩き始めます。
天神平から直接登ってくる道の合流点まで一旦下ります。 西黒尾根はまだガスがかかっていますが、かなり色づいています。
谷川岳山頂はガスの中。 色づいた登山道を登ります。 いくらか上空に青空が見えてきました。
9:30
熊穴沢の避難小屋到着。
一休みしてから登ります。
爼ーが樹木の間から見えてきました。 西黒尾根の奥には笠ヶ岳方向の山が見えています。

爼ーとオジカ沢ノ頭が見えています。
途中の岩場から山頂方向を見ています。随分青空が広がりました。
西黒尾根の斜面もいい色に紅葉しています。
熊笹の原の向こうに武尊山が堂々とした山容を見せています。 11:30
肩ノ小屋到着。
5分ほど休んでから平標山方向の縦走路を歩き始めます。
一ノ倉岳と茂倉岳が見えていますが縦走路に入ったころから南風が強くなってきました。
11:55
中ゴー尾根分岐を通過します。
強風にあおられます。 山頂方向もかすみがちです。

肩の小屋とトマノ耳
青空も見えていますが、山麓から強風に乗ってガスが駆け上がってきます。
トマノ耳には人影が見えています。

武尊山の右奥に皇海山、左奥は日光白根山が見えています。
南風が強いので風除けになる場所を見つけて昼食にします。
13:10
オジカ沢ノ頭到着。
この後小障子ノ頭を過ぎた頃、ポツポツと雨が降り出し雨具を装備して歩きます。
14:20
大障子避難小屋到着。

避難小屋を通り過ぎて、大障子ノ頭へ向かいかけましたが、突然の強風にあおられて危険を感じ、予定を変更して今日は大障子避難小屋に泊まることにします。
この夜は猛烈な強風の音と激しい雨の為に雨漏りがあり大変な一夜となりました。

10/18(木)
周囲がまったく見えない濃いガスと雨の中を雨装備で出発します。

6:00
悪天候の中を大障子避難小屋を出発します。
6:25
大障子ノ頭到着。
今日は北風が吹き荒れています。
7:20
万太郎山と土樽の分岐に到着。余りの強風にこのまま平標方向に行くのは危険と判断し吾策新道を土樽へ下ります。
ガスで視界はほとんど利きませんが、登山道の周りの木々はいい色に色づいています。

ブナの木に密生したきのこ。
食べられるのかな?。

綺麗に色づいた大葉のもみじ。
滑りやすい登山道で、三人とも何度もスリップや転倒しました。

林道を歩き続けて土樽PAの脇を通り茂倉岳や蓬峠からの登山道が合流した先の公園で、高波吾策さんの胸像に出会いました。随分以前に土樽山の家でお会いした事がありますが、懐かしい思い出です。 11:45
無事に土樽駅に着きました。列車時刻を確認すると12:16のみなかみ行きがあります。
今日1日中雨装備で歩きましたので待合室でやっと開放されました。
土合駅に帰ってきました。
3人でカップ麺、バナナ、ブドウパン、コーヒーで遅くなりましたが、昼食にします。
予定していた谷川温泉のユテルメが休みでしたので、みなかみの街中で日帰り温泉を見つけて汗を流してから帰宅しました。
雨はある程度予測していましたが、猛烈な強風にあおられて予定のルートをあきらめて万太郎山から土樽駅にエスケープしてしまいました。この吾策新道も結構急な登山道で随分苦労しましたが、無事に土樽駅にたどり着き上越線で土合駅に帰ることが出来ました。 平標までのルートは、またの機会に再挑戦したいと思います。

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このページの最終更新日は:2013/04/03