仙酔峡と九重の山旅(2013/ 05/22〜2013/05/24)

5月22日
姉と二人で八女市の兄の家を5:40に出発。国道3号線を南下して山鹿市から大津へ抜け阿蘇の仙酔峡を目指します。多少立野の辺りで渋滞しましたが順調に走ります。

8:25
仙酔峡に着きました。
仕度をしてミヤマキリシマを眺めに登りますが、一面ピンクになっていません!。 もうしぼんでいる花が大多数。

多少遅咲きの花が残っていますが、今年ははずれ年でしょうか。
近頃シャクトリムシが大発生して花芽を食い荒らしているようです。
背景の見える株も同じミヤマキリシマですが、三日ほど遅かったようです。
まあ、それでも綺麗な花も残っていましたので、仕方ない事です。
花の最盛期にぴったり照準を合わせるのは難しい!。

10:00
今回のメインの目的地である九重登山口の長者原(ちょうじゃばる)へ移動します。

11:35
この橋を渡ってタデ原へと歩きます。
11:39
この分岐から雨ヶ池越を超えて坊ガツルへ向かいます。
広葉樹の樹林帯の道が続きます。
雨ヶ池の近くに来るとミヤマキリシマがお出迎え。 13:50
雨が降らないと池にならない雨ヶ池
いたるところにハルリンドウが咲いています。
かわいいハルリンドウ達の共演です。

イワカガミもいっぱい咲いています。
14:10
登山道から坊ガツルが見えてきました。
こちらは平治岳(ひいじだけ)。
ミヤマキリシマの群生地で有名な山です。
色が鮮やかなオオタチツボスミレ。
14:42
大船林道との分岐に着きました。
林道を法華院温泉方向へ歩きます。
14:48
坊ガツルの看板に到着。
法華院温泉の近くの湿原にはサワオグルマがいっぱい咲いていました。
15:11
今夜の宿の法華院温泉に到着。

法華院温泉からは明日登る予定の平治岳が良く見えています。
5月23日
今日はいとこの篤郎君が合流しますので、三名で平治岳(ひいじだけ)へ登ります。
8:15
合流した篤郎君を加えて三名で平治岳へ向かいます。
9:29
平治岳と大船山の分岐の大戸越(うとんごし)到着。
多少早咲きのミヤマキリシマが咲き始めています。
9:38
篤郎君と私は先に平治岳へ登ります。姉はゆっくり後から登ってくる予定。
10:04
平治岳の南峰に到着。
多少ミヤマキリシマが咲いています。
平治岳山頂へ向かいます。

10:27
平治岳山頂到着。
別グループの方に撮影していただきました。
姉も遅れて山頂に到着。
まだ蕾が多いですが、多少は咲いています。
背景の山は九重一美形の三俣山(みまたやま)です。

12:08
山頂近くでお昼を食べてから、大戸越へ降ってきました。
今日は暖かい日和でしたので、朝よりも花が開いた感じがします。
姉が疲れ気味なので大船山には登らずに法華院温泉に戻ります。
13:42
法華院温泉近くの川沿いの花は結構開いています。
14:10
一休みしてから、篤郎君と私は立中山(たっちゅうやま)へ登ります。

14:29
鉾立峠に着きました。
この峠も九重の重要な十字路です。 14:35
後ろに見える立中山へ登ります。

綺麗な花色のミヤマキリシマと背景は大船山。
大分青空が広がってきました。
15:00
立中山山頂到着。
蕾が多いですが、結構咲いています。
背景は左から平治岳、北大船山、大船山。

ここからも三俣山の綺麗な姿が見えています。
名残惜しいですが、法華院温泉へ降ります。
今晩は多少宿泊客が増えていました。連泊は私たちだけのようです。
夕食後散策すると大船山が夕日を浴びて輝いています。

立中山の上には満月が!。
大船山との共演です。

いとこの篤郎君とは約20年振りの再会でした、この夜は焼酎を飲みながら盛り上がりました。
5月24日
今日はすがもり越ルートで長者原登山口へ戻ります。
朝の法華院温泉の後ろには三俣山が朝日を浴びて輝いています。

出発前に三名で記念撮影。 二日間お世話になった山荘。
いい宿でした!温泉も!
7:58
法華院温泉を後にすがもり越を目指して。

三俣山の岩肌が所々ピンクになっています。
厳しい岩肌に根を張っています。
北千里浜を峠へ向かって。 大岩の隙間の日陰で小休止。
今日は日差しがきつい!。
9:40
避難小屋到着。
この小屋は硫黄山の噴火で破壊されたようで、壁と屋根だけ。

この峠からは三俣山に登れます。
9:45
せっかくの好天気ですので、篤郎君と私は登ってみました。

南側の眺めですが、九重の主峰群が見えています。 10:27
三俣山・西峰到着。
この山もミヤマキリシマは多いようですが、まだ咲いておりません。
すがもり越へ戻ります。
11:26
避難小屋でお昼にしてから下山します。
11:38
硫黄山の下を降ります。

大岩が転がった斜面の向こうには三俣山の端正な姿が見えています。
すがもり越から長者原への道は、ミヤマキリシマの咲く登山道です。
舗装道路に変わるまでこの様な眺めが続きます。
背景は左から黒岩山、泉水山。

12:30
舗装道路に出てから硫黄山を振り返る。
13:02
すがもり越入り口のゲート到着。
登山口の長者原に帰着。
三日間良いお天気で楽しい山旅でした。
姉に言われて計画した実家への帰郷を兼ねた山歩きでしたが、この後も長崎県の平戸へ93歳の母を連れての一泊旅行もやりましたので、盛りだくさんの計画が天候にも恵まれて無事に完了できました。
やっぱり九州の魚はおいしい!。まあミヤマキリシマはその内に最盛期に見に行けるよう考えます!。
坊ガツルにはそれなりに憧れがあったと思いますが、かなり乾燥が進んでいて湿原としては、日光の戦場ヶ原と同じような環境のように感じました。尾瀬の高層湿原の貴重さを、いまさらながら感じたしだいです。

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このページの最終更新日は:2013/06/11