笠ヶ岳(2013/ 10/18)

7月に悪天候で登れなかった笠ヶ岳へ単独行で出かけました。マイカー規制外の日ですので鳩待峠まで車で登り仮眠しようと考えましたが、近くに止めた車がエンジンをかけた状態でエアコンのコンプレッサーの音がうるさくて眠れずに、ちょっと早いですが3:55に登り始めます。10/16に積もった今シーズンの初冠雪は予想以上に残っていました。

6:09
オヤマ沢田代の笠ヶ岳分岐に到着
深く立ち込めたガスで何も見えない中を登って来ましたが、木道は凍っていて恐ろしい状況でした。
木道は真っ白な状態です。
笠ヶ岳方向へ歩きます。
空のガスが薄れ朝日が顔を出します。
凍て付くオヤマ沢田代を朝日が照らします。
6:25
悪沢岳を通過します。このあと一旦150mほど降ります。
7:16
小笠到着。30分ほど休んで朝食にしますが、ガスが深くて周りは何も見えません。
ガスが消えかけて前方に笠ヶ岳が見えてきました。
ようやく形の良い笠ヶ岳が姿をあらわしました。
雲海の中に至仏山と小至仏山が浮かびます。
8:26
笠ヶ岳山頂への分岐に到着。
しかし山頂はこの状態なので、先に片藤沼の方へ向かいます。 登山道にはこのような鹿の足跡がついています。
片藤沼のもっと先まで歩いてみました。 蛍池もいい雰囲気の池でした。 振り返ると笠ヶ岳がはっきり見えています。
蛍池からも背景の上越国境の山並みが見えてきました。
ナナカマドの赤い実。 笠ヶ岳は形の良い山です。
片藤沼は雪の中に静まりかえっていました。ガスが激しく動いています。
至仏山がようやく見えてきました。
燧ケ岳も見えるかなと待っていましたが、時間がもったいないので笠ヶ岳に向かいます。
9:38
笠ヶ岳山頂への分岐に戻ってきました。
山頂へは急な岩場を登ります。 9:59
笠ヶ岳山頂到着。360度の展望が待っていました。この山頂からの眺めを独り占めです。

近くには至仏山、背景には燧ケ岳が眺められます。

南側には武尊山の立派な裾野が広がっています。

エビの尻尾の様に張り付いた氷と眼下には奈良俣ダム。

平ヶ岳などの山並みが北側に広がっています。

10:50
ゆっくり休みましたが、下山します。

平ヶ岳と至仏山の山並みが前方に見えています。

振り返ると笠ヶ岳の姿が立派です。

小笠が前方に見えてきました。 11:40
小笠の肩に着きました。
朝は何も見えませんでしたが、ここのルートからは常に笠ヶ岳の姿が見えています。
遠くに谷川岳の山並みが見えています。 日光白根山が遠くに見えています。 まもなくオヤマ沢田代の分岐に帰り着きますが、小至仏山が見えています。

13:00
オヤマ沢田代の分岐に到着。
せっかくですので小至仏山方向へ歩いてテラスベンチまで行って尾瀬ヶ原を眺めました。
13:10
鳩待峠へ降ります。

下山道からも燧ケ岳が良く見えていました。
すっかり晩秋の装いです。 朝に比べて随分雪は解けてしまいました。 14:25
無事に鳩待峠に帰着。
初冠雪の山を歩きに行きました。笠ヶ岳方向へ登られた方は私を含めて5名だけでした。他の4名とは下山時点で出会いましたので、ほとんど一人で歩き回った感じでした。笠ヶ岳は眺めも良くて、高山植物も豊富な様でいい山でした。ただ登山道のぬかるみが多いのには参りました。

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このページの最終更新日は:2014/04/02