鹿島槍ケ岳(2014/9/2〜2014/ 9/4)

鹿島槍ケ岳へ今回は二名でテント泊の計画で出かけました。夜半まで結構強い雨模様でしたが、天候は回復すると信じて出かけました。碓氷峠を越えて長野県に入るとガスに覆われていましたが、大町に着くころには晴れてきました。

月2 日

6:40
登山口から登り始めます。
種池までは1110mの登りになります。 しばらく登ると、針ノ木岳やスバリ岳が見えるようになりました。
8:15
ケルンに到着。
この辺りから私の右足が吊り始める。すっかりペースダウン。 休み休み登ります。
眼下に扇沢の駐車場が見えて、蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳が見えています。
13:05
随分時間を費やしましたが、種池山荘に到着。
予定では爺ヶ岳を越えて冷池まで行く予定でしたが、今日はここにキャンプすることにしました。

ガスが薄れて爺ヶ岳が見えてきました。またすぐにガスで覆われてしまいます。
夕食を済ませて外を見ると、ガスが切れています。
早速カメラを抱えて散策へ。

針ノ木岳も頭の方だけ見えています。

爺ヶ岳方向へ少し登ると剱岳が見えていました。
明日の好天を祈り、テントへ帰り今日は早寝します。
9月3日
3:55
ヘッドライトを付けて爺ヶ岳へ向かいます。
爺ヶ岳の巻き道を中峰を越えて行くと、北峰との間でカメラを構えている方がいました。
日の出の時間を確認すると、あと15分ほどとの事で、私たちも撮影待機します。

5:18
雲海の中からお日様が顔を出します。
それにしても、すごい雲海です。
鹿島槍ケ岳もきれいな姿を見せました。
振り返ると爺ヶ岳から針ノ木岳へ連なる尾根の上に種池山荘が見えています。

6:25
冷池山荘に到着。
一休みして布引岳方向へ向かいます。
6:40
冷池テント場に着きました。
ここからは立山、剱岳の眺めが見事です。

北を見ると鹿島槍ケ岳が近づいてきました。ここのテント場は眺めは最高の場所ですが、吹きさらしですので風はまともに受けるようです。
6:52
布引岳へ向かいます。

しばらくはゆったりとした道ですが、最後は急坂が待っています。

布引岳山頂近くから種池方向を見ると、種池山荘の上に槍ケ岳がうっすらですが見えています。

8:12
急坂に苦しみながら山頂到着。
一休みしてから
8:22
鹿島槍南峰へ向かいます。
9:40
最後はスタミナ切れになりましたが、鹿島槍ケ岳南峰到着。
北峰から続く八峰キレットが見えています。

五竜岳、唐松岳、白馬岳と続く後立山の核心部の山並みです。

それにしても剱岳はすごい岩山です。
10:00
眺めを楽しんでから、布引岳へ向かいます。
10:55
布引岳到着。ここで昼食休みにします。
11:20
冷池へ向かいます。
冷池までは下り道で順調に歩きましたが、冷乗越までの登り返しがきつくて休み休みになりました。
朝は爺ヶ岳をパスして行きましたので、帰りは中峰に登りました。

爺ヶ岳中峰の山頂で雷鳥のつがいと遭遇。うれしい出会いでした。

爺ヶ岳南峯の巻き道から中峰を振り返ると、随分ガスに覆われてしまいました。

15:20
無事に種池山荘に帰着。
随分疲れが溜まりました。

今日も早寝します。

9月4日
今日は扇沢の登山口へ下山します。

朝5時過ぎて起きたら、朝焼けが出ていました。カメラを抱えて散策に行きます。
剱岳は頭を隠しています。
今日も東側には雲海が出ています。
天候は下り坂と思われます。
7:13
下山を開始します。
9:04
ケルンに到着。一休みしてから
9:25
登山口へ向かいます。
10:10
扇沢の登山口に帰着しました。
9月初旬ですが、色々な花達に出会いましたので主な花をまとめて紹介します。

ミヤマコウゾリナ

ミヤマアキノキリンソウ

ウサギギク

キヌガサソウ

サンカヨウの実

ヤマハハコ

イブキトラノオ

エゾシオガマ

ミヤマトリカブト

トオヤクリンドウ

ミヤマコゴメグサ

チシマギキョウ

ハクサンフウロ

ミヤマキンバイ

ハクサンチドリ

オヤマノリンドウ

ミネウスユキソウ コマクサ
チングルマの果穂 シナノオトギリ
私自身には色々アクシデントが起きましたが、鹿島槍ケ岳へ無事に登り、立山や剱岳などの眺めを楽しみ、ご来光を見て、色々な花達に出会い、会いたかった雷鳥とも遭遇して本当に120%満足な山歩きでした。

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このページの最終更新日は:2015/05/04