6月の八ヶ岳(201 5/6/2〜2015/6/4)

入梅前の八ヶ岳をいつもの三名でテントを担いで縦走に行きました。
私の体調不良と悪天候に出会い、予定の天狗岳までの縦走はあきらめましたが、寒気が入ったおかげで日本アルプスの峰々を綺麗に見ることが出来て苦しかったけど、思い出に残る山行になりました。

6月2日

6:10
観音平を出発します。
7:24
雲海展望台到着。
レンゲツツジが綺麗。
ミツバツツジも最後のひと咲き。 8:35
押手川到着。
ここから坂道がきつくなる。
南アルプスの北岳と甲斐駒ケ岳が見えています。

富士山も雲の上に顔を出す。
12:00
おなかの調子が悪い中を苦しみながら、編笠山到着。
八ヶ岳の主峰群が見えてきました。
12:30
青年小屋へ向かいます。
13:40
水場で水を補給して、権現岳へ向かいます。
14:50
ノロシ場到着。
西ギボシの岩場が待ち構えています。きつい急坂の道が続きます。
高度を上げて行くと、南アルプスの山並みが綺麗に見えるようになりました。
キバナシャクナゲが登山道の脇に咲いています。
16:30
権現小屋に着きました。
予定ではキレット小屋まで行きたかったのですが、今日はこちらに宿泊することになりました。
夕方になると穂高や槍ヶ岳が見えるようになりました。 残念ながら雲が厚くて夕焼けにはなりませんでした。
この夜は激しい風雨になりました。
6月3日
激しい風雨は収まりません。様子見で時間は経過して行きます。
11:00
雨がやみ風向きが変わったのを待って、キレット小屋へ向かいます。

ガスが湧き上がってきます。
風は強いが、雨はやんでいます。
前方には赤岳と阿弥陀岳。
西には御嶽山が見えていますが雲が多い。
12:40
キレット小屋到着。
先に進んで赤岳の頂上小屋に泊まろうとの話になり
13:00
赤岳へ向かいます。
この後、また雨が降り出し風が一段と強くなり、またガスが巻き始めて厳しい登りになりました。
荷物が大きいので風にあおられます。
途中で見かけたチョウノスケソウ。

16:20
ようやく頂上小屋にたどり着きました。
今日は爆睡。
6月4日
4時に目が覚めました。晴れているようです。日の出を見に山頂へ行きます。
やや東の空に雲が多くて綺麗な日の出にはなりませんでした。

今日の気温は氷点下1℃。
寒いわけです。
富士山もうっすら色づく。
阿弥陀岳の先には御嶽山が見えています。
赤岳山頂。
5:50
小屋を出て横岳へ向かいます。
赤岳を振り返ると赤岳展望荘と頂上小屋が見えています。
西には北アルプスの槍、穂高が見えています。
6:20
地蔵の頭に到着。
このあとは岩場の登り下りが続きます。
振り返ると赤岳と阿弥陀岳の間から甲斐駒ケ岳と千丈ヶ岳。
オヤマノエンドウも随分見かけました。
絶景ですね。南アルプスの北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳。
阿弥陀岳の先には中央アルプスの山並みが見えています。
8:10
横岳到着。
今日は北風が猛烈に吹いています。
何度見ても飽きない眺めです。

富士山を含めてのパノラマ。

この季節のここまで周りの山並みが見えるのは本当にラッキーでした。
まもなく硫黄岳に着きますが、ここの山頂の風は尋常ではありませんでした。
9:50
山頂へ着きましたが、風にあおられて早々に赤岩ノ頭を経由して赤岳鉱泉へ下りました。
赤岳鉱泉辺りまで下ると風も弱くてポカポカ陽気でしたが、山の気象は難しいと感じました。
美濃戸バス停まで延々と歩き、タクシーを呼んで観音平へ移動して無事車を回収して帰宅しました。
テントを担いで登って、結局山小屋泊まりになりましたが、二日目に無理して赤岳山頂まで登ったことで硫黄岳までの縦走はどうにかできました。それにしても美濃戸バス停までの道は遠かった!。

栃木県の山ページへ戻る

このページの最終更新日は:2015/06/07