甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳(201 6/7/28〜2016/7/31)

いつもの三名で今年も夏山へ行きました。
本当は北アルプスの白馬岳から五竜岳までの縦走の予定でしたが、大雪渓の残雪が少ないことから今年も南アルプスへやってきました。長衛小屋のテント場をベースキャンプにして二つの山を登りました。

7月28日
今日はテント場までの予定ですので、佐野をゆっくり6:45に出かけて高速を白根ICまで走り、芦安を目指します。
9:30には芦安の駐車場に着いてしまいました。9:50にタクシーが出るとのことで支度して広河原へ向かいます。
10:45には広河原に着いてしまいました。北沢峠へのバスは12:30発ですので、ゆっくり食事にしながら周辺を散策しました。

野呂川の吊橋付近にある案内板。 北岳へ登る方たちが吊橋を渡ってゆきます。 インフォメーションセンターの裏庭にレリーフがありました。
12:55
北沢峠到着。キャンプ場へ向かいます。
長衛小屋に着きました。
テント場の申し込みをして幕営します。
キャンプ場から甲斐駒ケ岳の摩利支天が見えています。花崗岩で白く山肌が見えています。
7月29日
3:20今日は仙水峠で日の出が見れることを期待して登りました。
日の出の時刻になりましたが、雲海が段々と上に登ってきて、残念ながらお日様は見えませんでした。

地蔵岳のオベリスクが見えています。

甲斐駒ケ岳もこの時間には見えていましたが、すぐにガスに包まれてしまいました。
花崗岩の砂礫の登山道を登って行きますが、足元が滑る。

少しガスが晴れて、山頂方向が見えました。

まもなく山頂です。
ようやく山頂到着。わらじが奉納されています。
ガスが周りを覆っていて展望はありません!。ちょっと残念。
帰りは駒津峰から北沢峠へ下りました。
7月30日
4:52今日は仙丈ケ岳へ登ります。

7:10
大滝の頭到着。

山頂方向はガスの中。 8:47
小仙丈ケ岳到着。
小仙丈岳を過ぎてからようやく山頂方向が姿を見せました。
見えているピークはニセピークです。山頂はまだその先にあります。
北岳方向のガスが薄れて北岳と間ノ岳が姿を見せました。
ようやく山頂が見えました。山頂には大勢の登山者の姿が見えています。
10:45
山頂到着。
南アルプスの女王といわれる仙丈ケ岳の山頂です。

コーヒーを淹れて大休止しました。
昨日登った甲斐駒ケ岳が一瞬でしたが山頂を見せてくれました。
ミヤママンネングサの黄色い花が綺麗。
チシマギキョウも多かった。
甲斐駒の隣は鋸岳。
馬の背ヒュッテ方向に下山します。

振り返ると山頂はまだにぎわっています。
馬の背ヒュッテ周辺はマルバダケブキの群生地でした。
一面に咲いています。
そしてトリカブトの紫色が綺麗。
タカネグンナイフウロ。
クルマユリ。

展望と花の名山でした。
7月31日
今日は朝のバスで広河原へ戻り帰宅します。
甲斐駒ケ岳の摩利支天が見えています。
南方向を見ると小仙丈ケ岳方向が見えています。登る人たちが小さく見えていました。
6:30キャンプ場を出発。
北沢峠への道の途中で見晴らし台に登って北岳を眺めます。
頂上の辺りが少しだけ見えています。

7:00の臨時バスで広河原へ向かいます。

広河原から北岳を見上げています。今日は最高のお天気です。
芦安を8:30に出て佐野へお昼前に帰着しました。今一つお天気に悩まされましたが、行動中には雨に降られずラッキーでした。甲斐駒ケ岳でもっと周りが眺められたら最高でしたが、それなりに心に残る山旅でした。

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このページの最終更新日は:2016/08/05