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楽しい数学


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お知らせ

数学基礎学力研究会の基本理念は{楽しい数学}です。より多くの方々に「数学は面白い」と思っていただけるよう、種々の活動を行っております。

3月の数学教室は、「堪らなく楽しい数学-ゼロで割ることを考える(32)」と「和算入門(31)-漢訳西洋暦算書の受容(2)」です。( 先月号までの分は、左のアーカイブの欄にあります。)

「数学教室」と「健二さんの楽しい数学」は毎月1日更新です。

数学教室

○ 堪らなく楽しい数学-ゼロで割ることを考える(32)

齋藤 三郎 群馬大学名誉教授、数学基礎学力研究会顧問

○ 和算入門(31)-漢訳西洋暦算書の受容(2)

小林 龍彦 前橋工科大学名誉教授






今年の春分の日は今月の20日で、秋分の日は9月23日ですが、この春分の日や秋分の日は、3月21日になったり9月22日であったりと年により異なるようです。春分の日や秋分の日が年により異なる理由について、殆どの人は何となく知っている程度と思われますがいかがでしょうか。
これについては、国立天文台のホームページに丁寧な説明が載っていますので、興味をお持ちの方は一度ご覧いただきたいと思います。

月の満ち欠けの周期を基にした太陰太陽暦では、何年かに一度うるう月を置くことにより、1年の長さの帳尻を合わせていました。従って、太陽暦と異なり、日付と気温(季節)とのずれが生ずることになります。そこで、実際の季節を知るため、太陽の位置による1年を約15日ごとに区切って 春分、秋分などと名前をつけ、二十四節気として用いてきました。立春や大暑、大寒など季節感に富み、現在でも広く使われているようです。

日本で太陰太陽暦に替わり太陽暦(グレゴリオ暦)が導入されたのは明治6年1月1日からで、5年12月2日の次の日が1日だったとのことです。

太陽暦への切り替えにより人々の暮らしは 大いに混乱したでしょうか。
当時の和算人口の多さを考えれば、それほどの問題なしに切り替えは進んだのではないでしょうか。


天文台三鷹入口 第一赤道儀室


上写真左は、国立天文台 三鷹の入口。門の先右側に見学者の受付があります。上写真右は、ここで最も古い建物である第一赤道儀室。1938年頃から1998年まで太陽観測に使用されたとのことです。


※ 参考図書:東洋天文学史(丸善-SCIENCE PALETTE、中村士著)、天文学者たちの江戸時代(筑摩書房-ちくま新書、嘉数次人著)






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