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楽しい数学


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お知らせ

数学基礎学力研究会の基本理念は{楽しい数学}です。より多くの方々に「数学は面白い」と思っていただけるよう、種々の活動を行っております。

2月の数学教室は、「堪らなく楽しい数学-ゼロで割ることを考える(31)」と「和算入門(30)-漢訳西洋暦算書の受容(1)」です。( 先月号までの分は、左のアーカイブの欄にあります。)

「数学教室」と「健二さんの楽しい数学」は毎月1日更新です。

数学教室

○ 堪らなく楽しい数学-ゼロで割ることを考える(31)

齋藤 三郎 群馬大学名誉教授、数学基礎学力研究会顧問

○ 和算入門(30)-漢訳西洋暦算書の受容(1)

小林 龍彦 前橋工科大学名誉教授






伊能忠敬は、1795年 江戸に出てきてから、師の高橋至時や至時が改暦のため京都に行っていた時には間重富から、浅草天文台で天文学や測量について 学んでいたようです。そして、夜は 黒江町の自宅で 天体の観測を行っていました。17歳で佐原の造り酒屋に養子で入り、傾いた家業を立て直してからも仕事に励み、相当 裕福だったようで、黒江町の自宅には、浅草天文台に劣らない観測機器を装備していた、とのことです。 

自宅では、大崎栄という女性が 観測の手伝いをしていたそうです。大崎栄について、ウィキペディアを見ると

至時は間重富に宛てた手紙の中で、栄のことを、

才女と相見候。素読を好み、四書五経の白文を、苦もなく読候由。算術も出来申候。絵図様のもの出来申候。象限儀形の目もり抔、見事に出来申候

と褒め称え、忠敬は幸せ者だとつづっている。

とあります。あの高橋至時がこれだけ絶賛するとは、幅広い能力を持った凄い人だったようです。やはり、子供の頃から星空を眺めていたのでしょうか。
でも、忠敬や至時とは違う星を見ていたようです。   


伊能忠敬記念館 佐原の旧宅


上写真左は、佐原(千葉県香取市)にある「伊能忠敬記念館」の入口。右は、記念館と小野川を挟んで向かい側にある伊能忠敬の旧宅。


※ 参考図書:東洋天文学史(丸善-SCIENCE PALETTE、中村士著)、天文学者たちの江戸時代(筑摩書房-ちくま新書、嘉数次人著)






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